ハースストーン大会の対応で大炎上!?香港中国問題はゲームの世界にまで来たか




どもです!今回は自分も結構長くプレイしている有名カードゲーム「ハースストーン」が世界的な大炎上している件についてちょっとまとめてみました。

ハースストーンといえば、多くのDCGにシステムをパクられ「面白いから、パクられる」というクソ煽り的な広告を作るほどに有名なゲームです。

いわゆるハースライクなゲームですね。モンスターに体力攻撃が振ってあって殴り合うカードゲームはだいたいそうなんですかね?明確な線引きは自分も知らないのですけども。シャドウバース・ドラクエライバルズなんかがそうですね。

そんな全世界DLは7000万をも超えている超有名タイトルであるハースストーンですが、現在全世界でハースストーンどころか開発元のブリザード社のゲームをすべてボイコットしようというレベルの炎上がおきているようなんですね。

そこでどういうことが起きて今回のような大炎上が起きてしまったのか、自分なりに調べてまとめてみました。

今回の大炎上には香港デモ問題が大きく関わっていた。

まず今回の火種から確認しましょう。

ハースストーンにはまずグランドマスターズと呼ばれる公式の世界大会が年に1度行われます。

この世界大会はマスターズツアー・イベントという別の大会で上位の成績を残したプレイヤーのみが参加を許されるハースプレイヤーの憧れの舞台のような大会です。

今年もそのグランドマスターズは行われており、今回の炎上の火種となった事件はこの大会の試合中に起きました。

今回の試合の参加者の中に中国の圧政で色々大変になっている香港出身のblitzchung選手という方がおり、この方が試合後のインタビューを受けた際に「香港を開放せよ、私達の時代の革命」(意訳)と発言したそうです。(この文章は香港デモのスローガンだそうです)

そのシーン

そしたらブリザードさんはブチギレてしまったそうです。

この発言後、ブリザードはグランドマスターズのルール上にある「公衆の一部またはグループを怒らせる行為」に抵触するとのことで、発言したblitzchung選手の「グランドマスターズからの降格」「シーズン2の賞金の没収」「10月5日から1年間ハースストーンeスポーツシーンへの出場禁止」の処分という激重の判定をもらってしまうことになりました。

ちなみに今回の内容は香港公式の番組上で行われたインタビューのようで、番組に出演していたキャスターも降板させられました。

まあこのキャスターは「8文字の言葉を言いなさい、その後インタビューはすぐに終了します」と、その香港のスローガンを言うように煽ったらしくことの発端ぽいので正しい対処だとは思いますけども。

その後世界中で大炎上、その声明は社内からも

今回の処罰はかなり内容が大きく、「そこまでする?」といった感じの声から、「中国にすり寄っている」といった政治的反応まで出てきており現在の中国の状況があんな感じなので批判側意見がかなり大多数を占めていきました。

現在はその炎上の規模も膨れつつあり、Twitter上のハッシュタグではという開発元であるブリザードのゲームをボイコットしようという動きまで出ている状況です。

一応、会社側からも今回の件に関しては発言はしているのですが・・・

意訳:
グランドマスターズはハースストーンeスポーツの最高層であり、トーナメントルール違反を深刻に受け止めています。調査の後、今後同様の事案が発生しないような措置を講じています。
私達は個々の考えや意見を表明する権利を尊重しますが、eスポーツシーンへの参加を選択した選手およびキャスターは、公式のルールを遵守する必要があります。

とのことで、今回の措置は正しかったとしています。

ですが、一部社内の中からも今回の措置に対して問題視し行動に移している方々もいるようで

訳:

ブリザードの誰もが何が起こったかに同意するわけではありません。 今朝、「グローバルに考える」と「すべての声の問題」の両方の値は、今朝、激怒した従業員によって覆われています。

このツイートにある写真は「全ての声が重要」と書かれた社内のメッセージプレートを隠して会社に対してメッセージを出している、という内容です。

このように社内からも反対意見が上がっており、今回の件の問題の根深さがうかがえます。

香港の中国侵攻問題はもはやゲーマーにとっても他人ごとではない

今までは香港のデモ活動中国の侵攻(言い方が悪いか?)のニュースに対してどこか他人事で「うっわやべえ大変なことになってんぞ」ぐらいにしか思っていなかったのですが、自分がプレイしていたゲームの大会で政治的な行動が起きたことにより、かなり興味をもって香港に対して接するようになりました。

今回のブリザード社のように展開市場を世界的に、さらに言ってしまえば中国市場に対して注目しているゲーム会社は最近はかなり増えてきたと思います。

やはり人口=市場の大きさなのもあり相当な利益見込みになるのでしょう。

これから今回の件に近いようなことはまた起きかねないだろうし、中国の侵攻的な動きが過激になるとさらに問題はシビアになり、世のゲーマー達もさすがに厄介な状態になっていくでしょう。

自分のようにちょっと耳に入ってくる情報だけですませていたゲーマーの皆さんも、これからのゲーマー活動のため中国の動向には少し注意してみてはどうでしょうか。

では!

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