どもです!今日は少し変わったゲームですが、とても面白いし未来を感じるようなゲームと出会ったのでそれを記事にしようかと思います。
今作「Dreams Universe」がどんなゲームかといいますと、簡単に言うと「ゲームが作れるゲーム」です。
近いゲームでいうと、「RPGツクール」のようなジャンルと思ってもらうとわかりやすいんじゃないでしょうか。あくまでジャンルだけ一緒ってだけで全然違うゲームなんですが・・・。それと制作会社があの「リトルビッグプラネット」を作っている会社なので、それのマップクリエイトモードを知っている方がいたらそれが一番近いんじゃないんでしょうか。
そしてこのゲームは、ほかの作った人のゲームをこのゲーム上で遊べるのも特徴です!そこら辺を今回は紹介していきます!
目次
Dreams Universeアーリーアクセス再販情報!そもそもアーリーアクセスって何?
Dreams Universeアーリーアクセス再販情報!
- 4月22日~4月26日 1回目のアーリーアクセス
- 5月7日~一定数量販売次第終了 2回目のアーリーアクセス
現在、5/13時点では2回目のアーリーアクセスは購入可能でした!終了時刻は調べても出てこないので、一定数販売したらってことなんでしょうかね・・・。
アーリーアクセスってそもそもなに?
アーリーアクセスとは、少し日本語すると早期アクセスという意味です。つまり、製品版になる前のゲームを遊べるという感じですね。有料体験版って言ってしまっても良いかもしれないです。
なのでまだ現在今作「Dreams Universe」は未完成の状態なのです。(普通に遊べはしますが)なので、実際にプレイしてもらってそこから改善点やバグの修正をどんどん行っていき、最終的には製品版として正式に発売する、という形になっています。
とはいえ、実際にプレイしてる感じでは普通に遊べるってかんじですね。なのでむしろここからさらに出来が上がっていくのなら上々なんじゃないでしょうか。
製品版が発表される際には、基本的にはアーリーアクセス版を持っているプレイヤーはアップデートなどで製品版にデータを引き継げたりできます。そのアップデートの際に製品版の購入が必要になるかは・・・なんとも言えませんね。完全に買いなおしだったり、割引だったり、無料でできたりと・・・こればっかりは会社次第です。
PCでやりたい!steamではプレイできる?
こちらのゲームはPS4のみっぽいですね。今後PCでも遊べるかは不明です。
steamでも検索しましたが、タイトルでは一切引っかかっらなかったのでこちらでプレイすることは無理みたいですね。
まあ今作は「PS4上でゲームが作れ、その中で公開ができ、さらにほかの人のゲームも遊べ、素材の共有もできる」というすべてのゲーム制作要素がPS4上で完結しているっというのが一つのウリでもあります。
今作はクオリティがかなり高いゲームが作れる分、かなり制作の敷居は高いゲームです。PCでゲームを作りたい・遊びたいと感じるのであれば、UnityやUnreal Engine などのコミュニティを調べた方が良いかもしれないですね。
このゲームは、これらのゲームエンジン並みのクオリティのゲームが作れちゃうゲームなのでPCで本気でやるならば、こっちのゲームエンジンなどで始めた方が自分の資産になる分有意義かもしれないですね~。
Dreams Universeってなにができるの?
ここからはゲーム内容に対してざっくり紹介していきます。
このゲームは、基本的に2つのことを楽しめるゲームです。
「ゲームを作る」「ゲームを遊ぶ」この二つが軸となってこのゲームが形成されています。詳しく書いていきましょう。
自分でゲームを作る
このゲームの色んなとこで使われているキャッチフレーズ「なんでも作れるPS4ゲーム」といわれている通り、このゲームは考えた事は”頑張れば”だいたい形にできます。
ほんとに様々ゲームが作れ、TPS/FPSの視点の自由さはもちろん、横スクロールゲームや見下ろし視点(パックマンやゼルダみたいなの)も作れますし、シューティング・シュミレーション・アドベンチャー何でもつくれます。
気になる複数人プレイですが、現在はオフラインでの4人までのプレイが可能になっています。これはPS4のシェアプレイを使えば2人までオンラインで遊べます。
そして現在はまだアーリーアクセスなのでなんとも言えませんが、今後にオンラインプレイも機能として実装したいといていっており、自分でオンラインマルチプレイゲームを作るということも期待できます。
今作は「ゲームを作る」ことができますが、ゲームというのは様々な技術要素が集まってうまく組み合わさって良いゲームができます。ざっくりその要素を分けると
- プレイのルールを設定する「システム」
- マップやキャラクター、アイテムなど「デザイン」
- BGMやSEなど「サウンド」
かーーなりざっくり分けましたが、この3つに分類できるんじゃないかと思います。(ゲーム内で呼ばれてる名称じゃないです。)
そしてこれらは、すべてゲーム内で制作できます。ゲームの全体的なシステムのつくりはUnreal Engine のブループリントのシステムに近く、コードを書き込んで作るような小難しいものではなく割と直感的に制作できるようには感じました。
マップやキャラクターなどのオブジェクトは、スカルプト(粘土のように凹凸を駆使して3Dモデルを作る手法)を使ってモデルを作成するものだったので3D初心者も取り組みやすい作りになってました!そしてモーションも自分で好きに作れちゃいます!
サウンドは既に用意されているSEをしたり、トラックを組み合わせて自分で作曲しBGMを使用することなんかもできました。なんと打ち込みで作ることも可能らしい。BGMの製作はMACのガレージバンドが近いかなーと。
でも、今までゲームを作ったことが無い人にとってはこれらを自作するなんて膨大な時間と学習量で、とてもじゃないけど全部は無理ですよね。
しかしこのゲームならばその問題も解決できるんです!このゲームは、なんと他の人が作った素材を共有してもらうことが可能で、いろいろ良いとこどり自作ゲームを作ることが可能なのです!
例えば、ほかの人がマリオのようなを作ったとしましょう。その横スクロールアクションというシステムを使い、他の人が作ったソニックのキャラクターを主人公に入れ替えし、敵キャラクターをゾンビとかに変えて、後はソニックから弾丸でも打てるようにしたら自作ゲームの完成ですね。そんな感じにお手軽に素材を引っ張ってきて自作でゲームを作り公開することが可能です。夢が広がりますね。
またかなりチュートリアルがしっかりしており、ゲーム制作未経験者でもすべてこなせば完全オリジナルゲームも作るのはできそうだなと感じました。まあしっかり、かなりしっかり作ってあるのでちゃんとやったら2日ぐらいチュートリアルでかかりそうですが・・・。
共有・制作・公開 これらの流れはゲーム制作するとなるとかなりやりやすい流れです。普通にやろうとするとすべてバラバラの場所から情報を得ないといけないし、この条件をそろえるのは非常に面倒です。一回ゲームを作ってみたい!という気持ちがある人は「Dreams Universe」でどういう感覚なのかつかんでみるといいかもしれないですね。
他の人が作ったゲームを遊ぶ
このゲームの重要な点は、このゲーム上で他の人が作ったものを「見れる・遊べる」という点です。
「別に大変な思いをしてゲームを作りたくもねーし」という人にも。3000円買い切りでゆるいインディーズゲームをほぼ無制限に遊びまくれるゲームプラットフォームと考えればかなり安いゲームだと思います。
しかもゲームのシェア機能を使って友達とオフラインゲームで対戦・協力したり、今後オンラインプレイ機能が実装されたら、いろんなオンラインゲームが遊べるなんて考えたらワクワクしますね~。
そして、ゲーム制作をする身としては、やはり自分が作ったゲームは誰かに遊んでもらいたい、できれば評価してもらいたい!と思いますし、だれの目にもつかない状態になってしまうのは悲しいですね。ですが、簡単に他の人が作ったゲームが見て回れる環境があるというのは、遊んでもらいやすくなるということに繋がります。
そして、このゲームでは”ゲーム単体”だけではなく”キャラクターモデル”や”アイテムオブジェクト”、”サウンド”なんかも見て回れます。キャラクターモデルなんかは中身に操作システムを仕込めますので、実際にどうやって動くのか、というのも触って遊べます。
そして「ゲームを作る」の項目で説明した通り、それら公開されている素材で共有可能なものは自分のゲームに流用することも可能です。
なのでゲームを作る気が最初はなかったとしても、ふらふら~と素材を見て回っていたら「これ使ってこんなん作りたいな・・・」のような欲が出てくるかもしれないですね。
ゲームだけじゃなく、携わるすべての素材に触れることができる。それが「Dreams Universe」の魅力の一つです。
Dreams Universeはゲームを無限大に遊べたり、無限大に自由にゲームが作れる夢のようなゲーム!
かなり過大評価したような見出し文になってしまいましたが、あながち夢のようなゲームというのは的外れではないような気もします。3000円でいろんなゲームが遊べて、そしてそれらは無限大に更新されてくのだからそれだけでもずっと遊べます。
今後、PS5が出るといわれてますがPS4ソフトとの互換があるともいわれていますしこのゲームがプラットフォームとして長持ちするかは大丈夫だと思います。
さらに今後オンライン要素が実装されたら、かなりの人気が出るんじゃないんでしょうか。そしてVRの対応なども話題に上がっておりPSの良いとこを食べつくせるようなゲームに進化してくれると嬉しいですね。
現時点ではアーリーアクセスでまだまだ改善点があるゲームですが、製品版になって値段が上がったりなどもありますので、皆さんも今のうち早めに「Dreams Universe」の盛り上がりに参加してみてはいかがでしょうか。
ではでは!